腰椎分離症は、長期にかけて進行していきます。また、その途中で何度も急性腰痛症を発症させます。発症の仕方は2種類あります。スコッチテリアの胴体分離と首の分離です。胴体分離は中臀筋に集中的にストレスがかかります。他方、首の場合は、深層背筋群にストレスが集中します。

腰椎分離症は若年期に筋肉の運動キャパシティーを超えるような負荷運動をすることにより、骨に微小な傷が発生します。

同じスポーツを若年より続けると、どうしても使う筋肉が偏ります。この結果、偏ったオーバーワークが偏った筋群に発生します。これが部分的な筋の劣化を招き負荷を筋肉が受けきれずに骨への直接負荷がかかり、発症します。激しいスポーツをする場合、最も気を付けなければならないことは、日頃バランスよく筋肉を使っていることが重要です。欧米では若年期には、一つのスポーツだけをさせるようなことは殆どなく、総合的に金郁を成長させ、ある程度の段階から専門スポーツに進みます。このようにすれば、この疾患は、ある程度避けることが出来ます。また、若年期よりのウェイトトレーニングはやってはいけません。特にスクワット系はよくありません。これは、わざわざこの疾患になりに行くようなものです。