脊柱管狭窄の原因

 

 

脊柱管狭窄の一般的な状態は、管が細くなっているのではなく、管の通りが細くなっています。この原因は脊柱管にかかる外圧が大きくなったために、脊柱管内部の繊維輪が増量したことによります。 

 人の脊柱や脊柱管は脊柱起立筋と呼ばれる筋肉群で支えられています。この筋群は胸最長筋などに代表される直筋系浅層筋群と多裂筋などに代表される深層斜筋系筋群などで多数の筋肉群で構成されています。

 人は様々な動作をしますが、何らかの原因で第5腰椎あたりの筋肉へテコ原理で強く押し込む力が加わると脊柱管に外から内側へ圧迫力が継続的にかかります。この力により脊柱管内部の繊維輪が増量していき、その結果、下肢へ通じる神経の通りが圧迫され痛みを発しています。

 これが脊柱管狭窄性の痛みで、その原因の大元は、脊柱起立筋群が代謝力を低下させることです。したがって、代謝力改善による筋持久力の向上で、この第5腰椎部にかかっている筋肉の圧迫を取り除けば脊柱管狭窄性の痛みは容易く解消します。それゆえ、 春日TT-AH施術手法が脊柱管狭窄性の痛みを解消させるのは、至極当然のことです。